何をするのにも選択肢は必ずあります。
屁理屈のように聞こえるかもしれませんが、たとえ「何もしない」ということを選んだとしても、それは「する」ではなく「しない」ということを選択しているのだとRunではそう考えます。
決して何もしていない訳ではありません。
そして、その選択を最大限に尊重し受け入れられる場所だから、あなたのありのままを受け止める場所でもあるのです。
「今日はどうしようかな?」そんなあなたのやってみたい気持ちを応援してくれる大人や仲間が待っています。
ここにはあなたに何かを強要したり、押付けたりすることはありません。だからみんなが安心して思い思いに過ごしているのだと思います。フリースクールRunはそんな場所でもあります。
フリースクールRunでは、学校は子ども達にとっての人生そのものなんだとという考え方を大切にしています。
だからこそ義務教育であったとしても、大人の社会と同じように転職(転校)や休職(休学)を選ぶという選択肢があってもいいじゃない!と思っています。
強いては、独立や自営(学校教育以外の選択肢)を選ぶこともいいと思っています。
でもどうして、子ども達だけ「学校へ行かない!」という選択をした場合には「不登校」と言われ「ダメ」なレッテルを貼られてしまうのでしょうか?
学校へ行かないことが、そんなに「ダメ」なのでしょうか?
大人の「行って欲しい!」と願うことが正解で、子どもが選んだ「行かない!行きたくない!」という願いは不正解ということなのでしょうか?
私にはどちらも同じ願いであって、どちらが正解とか不正解とか決めつけることではなく、どちらも正解なのではないのかな?って思っています。
例えば、保護者である大人のあなたが職場の対人関係でしんどくなった時に、親御さんからやめたいこと!という意思に対し、理由も聞かず「仕事は行くべきです!」と反対された時どう思うのか?を少し想像してみて下さい。
あなたは「そうかぁ、仕方がない…」と諦めて、ストレスのかかる職場へ行き続けることができるのでしょうか?
もしも、できないと思われるのであれば、大人は良くて子どもはダメなんだということであれば、なんだか一方的で理不尽な様に思います。
だからこそ子ども達自身が考えたどんな選択も、フリースクールRunでは受け止め、全力でサポートしていきたいと思っています。
学校に行かなくてもいいということをすすめるのはいかがなものか?といったご指摘もいただくことがございます。
しかし決して学校へ行かなくてもいい!と言っている訳ではありません。
もちろん、学校で得られる集団教育を知ることは、必要な部分もあるかと思いますから、通えるのであれば学校中心の教育活動を行い、そのまま進学・進級されることがいいのかもしれません。
私達が声を大にしてお伝えしたいのは、子ども達にとってもあわない環境はあるということ。
我慢をしてイヤイヤ通い続ける行動の先に、何がもたらされるのでしょうか?
また我慢をしなかった子は、その先でどうなるというのでしょうか?
そんな少しの感覚のかけ違いが、現社会の中で繰り返し行われていて、苦しくなった子ども達からのSOSなのではないのかと・・・
そんな思いから子ども達が主体的な学びを受けられる環境が必要だ!と感じ「フリースクールRun(ラン)」を開校することにいたしました。
フリースクールRunは、子ども達のための居場所です。
子ども達中心の新しい学びの場を作るためには、沢山の方々との協力関係が必要不可欠だと思っています。
子ども達のそこし先のことを一緒に考え、とことん対話することがとても大切だと思っています。
ひとりでも多くの方々のご理解とご協力を賜れば嬉しく思います。
学びにも、様々な選択肢があること自体があたり前になる・・・
そんな社会の実現を目指して、私達は皆さんと子ども達と共に日々新しい学びのあり方を探求し続けて行きたいと思っています。
運営団体 | 久遠 =cuwon= |
スクール名 | フリースクール Run |
所在地 | 〒622-0213 京都府船井郡京丹波町須知鍋倉7 |
電話番号 | 050-7116-0066 |
電子メール | jimukyoku@fs-run.com |
開校時間 | 10:00〜15:00まで |
開校日 | 月曜〜金曜(祝日を除く) |