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フリースクールの必要性

 

フリースクールの必要性を強く感じたのは、当時フリースクールRunと繋がりのあった生徒の保護者様が抱えていた「我が子の将来に対する漠然とした不安」でした。

その後も数々のご相談をお聞きしている中でも「親を含め、周囲の大人は子どもが不登校になった途端に、なぜその子の将来まで不安になるのだろう?」ということに関して違和感を感じていました。

なぜなら「周りの子ども達と同じ様には、学校へ行けなくなってしまった」と考えると、親として「なぜ、うちの子だけ・・・」と思ってしまうことも理解はできるのですが、不登校になった途端に親としてしての我が子へ対する理想や希望だけが、独り歩きしはじめて当事者である子どもたちの辛い思いや今の心情のことには、あまり目を向けられていないようにいつも感じていたからです。

「学校にさえ行っていれば問題なし!」ということになるのだろうか?…と、これって本当にその子の将来のことを考えているのかな?と思えば思うほど、子供の気持ちが置き去りになっているのでは?とどうしても思ってしまいます。

そんな悶々とした日々を過ごしている中で様々な意見や見解にも出会いました。その中で納得した考えもありました。

世間と当事者との見解の違い

それはもしもお子さんが学校へ行きたくない!と言い出した時の対応策として、文部科学省が推奨している「今、求められる力を高める 総合的な学習の時間の展開」という内容でした。

簡単に言えば、日本の学校教育自体が、これまでの詰込型の教育ではなく、個々の能力を最大限に伸ばす探究型の教育を推進しているということになります。

最近の身近な変化としては、学校へ行けなくなった児童に対する学校側の対応にも、無理に学校に来させようとしない!など顕著に現れてきているようにも思います。

これまでは従来の学校の教育は、行事ごとが多いことからも解るように、集団生活や集団行動などの『集団』に重きをおき、統率力のある国民を育成することが目標だったはずの学校教育が、今はどちらかというと集団よりも個人が優先されるようになっていて、状況や場合によっては無理に学校へ来させる必要がないという対応が増えてきているように思います。

これらの状況も踏まえこれまで抱いていた違和感を再分析してみると、実際には「学校に行けなくなったことがリスクではなく、学校に行けなくなった後に子どもが学べる場所や環境がないことが、リスクとして捉えてしまっているのではないのだろうか?」と、そして「親の思考全体が不安に占拠されてしまっているのではないのか?」という考えに至りました。

回復の居場所とまなべる居場所

だからフリースクールとは、子ども達にとって自己を尊重してもらえ、やりたいことを応援してもらえる居場所であり、ありのままの自分で過ごし心の回復に務める環境として必要だと思っています。

でもこれらの環境は、子ども達にとって必要な環境や居場所であり、親御さんにとっての不安や心配事が解決するわけではありません。

だからこそフリースクールには、少しでも親御さんの不安や心配事にも寄り添うことの出来る環境を整えていくことも必要だと考えています。

そして、エニースクールの存在があることで、子ども達のまなびのための居場所だけでなく、子ども達の未来への安心のためのまなびをはじめられる居場所でもあるのです。

 

最終更新日:2023/04/10(月)22:33

 
 
 
 
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