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なにげないひとこと

 

様々なご相談をいただく中で、家庭内だけに限らず「なにげないひとこと」についてよく考えないといけないなぁと思うことがあります。

それは「よかれ」と思ってかけているひとことです。
当然「よかれ」と思ってかけている言葉なので、悪気はないのでしょうがよくよく考えて発言しないと、それがかけ違いとなり大人が思っている通りに受け取ってもらえていない可能性があるなと・・・

例えば「〇〇しなさい!」や「〇〇したらダメでしょ!」などもそのひとつだと思っています。
誰もが使った経験があると思いますが、特に人前で上手くいかなかった時などに聞くことが多いかもしれません。
もしかすると自分が耳にする時自体が人前(自分の目の前で起こっていること)だからかもしれませんが・・・

しかしこの声がけの意味する価値基準は、その子自体が必要だと理解していないから出来なかっただけで、真意は「〇〇ぐらいしてほしい!」とか「〇〇しないでほしい!」という大人の価値基準で判断した結果であり、特に人前であれば尚更、親が我が子に理解させられていないことをあたかも我が子がミスしたかの様に言い換えているだけじゃないのかな?と・・・

その様なことが積もり積もっている子どもがいてもおかしくないし、言われることに慣れてしまって自分では考えない、いわゆる「指示待ち」の状態になってしまってもおかしくありません。

あくまで、子どもは身の回りの人の行動や言動を見て学びます。

だからこそ、かける言葉のひとつひとつが大人の都合やその時の感情だけにとらわれていないかを、見直す必要があるのではないかと日に日に思ってなりません。

せめて、我が子が最大のSOSである「学校に行きたくない!」と言った時ぐらいは、これまでの価値基準を見直す良い機会だと捉えていただきたいなぁとつくづく思ってしまいます。

 

最終更新日:2022/10/20(木)22:47

 
 
 
 
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