親の悩み

 

子どもが「学校に行かない!」と宣言してから、当のご本人よりもその親御さんの方がどうしたら良いのかわからず、冷静に考えることが出来ずにあたふたしてしまっているような気がします。

その結果、学校にいかないことを了承=全ての活動を停止・見守ることになり、ご自身の考えられるすべての手段を試してみたけれど効果がなく、相談に来られた時には既に日常生活がちゃんとおくれなくなってしまっている場合が多いような気がします。

その理由として、ネット上には様々な意見や考え方が混在していて、不登校の子どもに安心を与えるために、子どもが思うようにさせて下さい!とか、学校の話は一切しないで下さい!とかが大半を占めていることから、極端に何もできないと考えてしまっている方が多いように思います。

でも、本当に全ての活動を停止してしまって良いのでしょうか?

もちろん、完全に心のバランスが崩れてしまっているような、重要なケースもあるかと思いますが、そうじゃない限りはそこまでする必要がないように自分は思います。

なぜなら、家庭は家族との最小の共同生活の場です。
その共同生活において家族全員が過ごしやすくなるように協力し合うことや、お互いを認め合うことなど、家庭内であっても成長するために必要な学びが沢山あります。

そして、それすらも停止してしまっていたら、本当に抜け殻になってしまっても仕方がないように思います。

必要なのは、学校にいかないという子どもからのSOSを受け止め、親身になって子どもの気持ちに寄り添うことであって、全ての対処を止めることではないということ…

では、具体的にどうするのが良いのかと申しますと、親からの押付けや強要ではなく、家族で話し合い修正が必要なことはお互いが歩み寄り再構築した新ルール。

一度、ご家族全員で話し合い試してみて下さい。
それでも、上手くいかない時やどうすれば良いのかわからない時は、お気軽にご相談いただければと思います。

 

最終更新日:2022/09/22(木)20:10

 
 
 
 
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